怠惰で雑感

「有頂天家族　二代目の帰朝」、やっと読み終わりました〜！
読み終わるのに結構時間かかった感じですが、通学中にしか読んでなかったんで…あと、この厚さなんで…。

次から感想、始まります。



※ネタバレ注意



今回もとっても面白かったです！これいうと、何様？って感じなんですが、何というか、話の盛り上げ方がやっぱり上手いんですよね〜。思ってもみなかった展開になると、驚いた分だけ楽しくなるというか。

矢一郎が弟(矢三郎)を救うために、「偽右衛門なんてくれてやる！」って感じで啖呵を切って助けにいくシーンがほんと好き…矢一郎はそこまでじゃなかったんだけど、この件ですっごい株上がった。
あと、それについていく玉瀾のかっこよさと可愛さな…度胸のある子です。謝る矢一郎に対して「知ってた」って言った後、「だから私がいるんでしょう？」は反則だと思うんですよ…かっこいい〜(>_<)
この２人、最後には結婚するんですが、ほんとお似合いだと思うので、末永く幸せになってほしい。

矢三郎と海星の婚約が復活したのは驚いたな〜。しかも、本人たちの意思で。海星が姿を見せなかった理由が、矢三郎にあったとは意外だった…あんま深く考えてなかったしな。
今回で海星の可愛さに目覚めた…あの子ほんと可愛いな。何だかんだで、矢三郎のこと放っておけないんだよな…可愛いな…。

矢二郎はアニメ見てた時はそうでもなかったんだけど、小説の方を読むと一番気になるキャラになる…今回も矢二郎推しですね。何か…言動がかっこいいんだ。他の兄弟たちと違って、一歩引いて物事を悟っている感じが何とも…かっこいい。矢二郎は受け止める子だよな〜と思います。冷静…とはまた違うのかな。

矢四郎は自分の好きなことはとことん突き詰めていくタイプだな〜と思いました。研究家の素質があるというか…私より絶対頭良いよ、あの子。

そして今回は何といっても、サブタイトルにもなっている二代目と弁天の対立ですね。ちなみに、二代目というのは赤玉先生の息子のことです。赤玉先生の跡目争いって感じですかね。まぁ、二代目は天狗になりたくない人ですし、跡目争いというよりは個人的な理由で弁天が嫌いって感じなんですが。
弁天が２回も負けてしまうんですよね〜…あの弁天が。二代目どんだけ強いの…。でも負けることによって、弁天の可愛さがどんどん増していくような感覚がしました。負けた後の態度がね…可愛いんですよ。
二代目は…どうかな。まだ保留って感じかな。今回かっこよかったのは、赤玉先生の方なので。
…赤玉先生、今回ほんっとーにかっこいいですよ！！最後の章の赤玉先生やばいですからね！！「……悔しいか」「悔しかったら、強うなれ」…うん、何回読んでもいい✨



他にも個性的なキャラやエピソードがいっぱいあるんですが、とりあえずはこんな感じかな。
第三部もあるっぽい？ので、今から楽しみです(*´▽｀*)