怠惰で雑感

さっきまでリアルタイムで真夏の方程式のテレビ放送を見てました。昔にもテレビで放送してたことがあって、結末だけは覚えていたので、「あ、これ結末だけは見たパターンだな！」と思ってたら違いました。ちゃんと最初から最後まで見てました。なぜ結末の記憶しか残っていないのか…ひとえに真相が衝撃的すぎるからなんですよね。

中心となってくる親と子の話も今見ていて、じわじわと胸をしめつけられるように悲しく泣きたい気持ちになったのですが、そっちは実はあまり覚えていなくて…見ている内に思い出していく感じで…なので私が衝撃的だと思ったのはもう１つの方。

何も知らない小学４年生くらいの少年を殺人の共犯者に仕立てた、という真相の方です。
これ当時見ていてほんっとうにつらくなりました…その子、すっごい無邪気な子なんですよ。一喜一憂がはっきりしてて、博士に懐いてて…とても可愛い子なんです。だから、余計つらくて…(;_;)

しかも最後の方で何となく気付いてしまうんですよね、自分のしたことが人を殺すことになったんじゃないかって。そこで必死になって博士を探すんですよ…もうその姿が痛くて痛くて。まぁ最終的に博士には会えるんですけど…。そこでの博士と少年の会話がまたぐっとくるものがあり…子供嫌いな博士なんですけど、なぜかその少年だけは大丈夫で、だからか博士が少年にすっごい優しくて…博士が少年にかける言葉の１つ１つが、私の胸にしみていくのです…(;_;)

博士と少年のやり取りとか距離感とか、ほんっとうに好みだったんだよね…。少年にとってこの出来事は、やがて苦しい罪の記憶になるのかもしれないけど、だけど博士との楽しいやり取りもあったことを忘れないでいてほしいなと…切実に願っているところです。

実は前見た時にこの良さを知ってもらおうと家族に話したら誰にも伝わらなかった、というトラウマを持つ作品でもあります(笑)最後の方ではもう、ただ見てくれ！お願いだから！と言うしかありませんでした…作品の良さを人に伝えるのってほんと難しいですよね。ネタバレしても伝わんなかったんだから、ほんとね…。

前の週では容疑者Xの献身もやってたんですよね。私は前から見ていた連続ドラマの方を優先してしまったので見れなかったのですが…本当はとっても見たかった。なぜなら私は容疑者Xの献身こそ結末しか見たことがないからだ。逆になんで結末だけは見てるんだ…最初から最後まで見たいって思ってるんですよ、ほんと！でもいつも叶わないんだ！てことで、もう１回やってほしいです…今度こそちゃんと見るから(｀・ω・´)