怠惰で雑感

日々のこと、2次元のこと、創作のことなど。突然のネタバレをすることもあるので、ご注意下さい。創作の場(pixiv) → http://pixiv.me/iki3
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昭和元禄落語心中 アニメ感想

昭和元禄落語心中 アニメ感想

今回のアニメ感想は「昭和元禄落語心中」になります!
いや〜…このアニメ、実は最初見る予定のなかった作品なんですよ。初回が確か1時間もやってたじゃないですか…その時、そこで1時間録るのはつらいな〜と思ってて。すごい気になってはいるけど、泣く泣く諦めようかな…と思っていたところで、声優さん達の話を聞いてしまいましてね。もうそれが、興味をそそられる話でね!?…頑張って時間作ってアニメ見て、何とか録ってました。見終わってから思い直すと、その選択は間違ってなかったな〜と思います。それくらい、よかったんだな…。
てことで、ここから先はネタバレ注意でお願いします。



この話はね、キャラ同士の関係性が何より際立ってた作品なんじゃないかな〜って思ってるよ…特に菊さんと助六の関係はね…よかったね…。まぁ今回は主に過去中心、その2人中心だったんだから、当たり前なんだけどね(笑)
与太郎が出てたのって、結局初回と最終回だけか…?2話でいきなり過去いっちゃったから、何の前情報もない私としてはびっくりしたよね。あと破門で終わっちゃうのかと思ってびっくりしたよね。その後菊さんが出した3つの条件切なすぎか…事情を知ってから初回に戻るともっと涙腺にきたんだろうな〜…。

与太郎は素直で純粋な感じ、すっごい好きだった(*^▽^*)誰に対しても慕ってて尊敬している感じが…ワンコだとしか思えない…(笑)
菊さんは最初かっこいい〜!って感じだったんだけど、過去編はひたすら美人さんだったよね…考えも、どちらかというと女々しい方…?
助六は豪快な人だけど、最後あたりになってくると、実は色々と考えていて繊細な人だったんだな〜っていうのがわかるよね…。

この、菊さんと助六の関係の複雑さったらないよね…。大っ嫌いで、大好きな人…とでもいうの?出会いは衝撃的、というか最悪なもので、色々と正反対な2人だったから…(肌の色も違うんですよねww)
あ〜、菊さんは助六がいたから落語に興味を持って好きになって、でもそんな落語を器用にやれてしまう助六が傍にいたからきっとプレッシャーもあって嫌いになりそうで…与太郎のいびきを臨機応変に笑いに変えていた菊さんにも、こういう新人時代があったんだな〜…って感慨深くなりますよね。
でも結局、菊さんを笑わせられるのは助六だけで、菊さんが求めるのは助六の落語なんだなって感じが何かもう…最高な関係だな、と。菊さんが思わず自分の全てを助六にだけは話してしまったことといい、菊さんが一番心を開いていたのは、実は助六だったんだな〜ということがわかりますね。そしてそんな2人を繋げていたのは、落語だけなんだということもわかります…助六の落語を聞いて笑っちゃう八雲さん、可愛い(笑)

ていうか時代が…そうか…そういう時代なのか…。人がどんどん落語から離れていく…寂しいな…。菊さんと助六も戦争で離れ離れに…うん、寂しいね…。でもこの経験が、菊さんの中の落語好きを自覚させてくれたんじゃないかな〜と私は思っているよ…。あ〜、最後は無事帰ってきてよかったね〜(;_;)
助六の方は、そういう時代にも翻弄されていたんじゃないかな〜と思うところがあります…ただただ続けていくだけでは客は離れていってしまう。かといって、新しいものをやってしまうと伝統を重んじている上の人からは厄介に思われてしまう…伝統芸の難しいところですね。助六ならそんな上の人とも上手くやれそうなものなのにな…とちょっと意外に感じていたのですが、まぁ私が思うより不器用な人だったんだな…と。新しいものにも目を向けよう!という助六の意見も正しさがあるゆえに、破門のシーンは切なくなりました…助六が独りになってしまったみたいで。

みよ吉さんも、時代に翻弄された人の1人かな…最初すっごい良い人だったんだけどね。どこであんなに菊さんに執着し始めたのか…実は見当もつかないという…(-_-;)ああでも、菊さんとの別れの時のみよ吉さん、ただ捨てられるだけの女じゃなくてすごかったな〜…恨み姿、その言葉まで綺麗だった…。
そして助六とみよ吉の最期もね。まさか二人同時に、しかも目の前で亡くしていたとはな…菊さん、これはつらい…(;_;)小夏ちゃんもね…きついっす…。

一番好きだったシーンは、破門されていなくなってしまった助六を菊さんが迎えにいくとこなんだよね。助六に会いにいってからの数日間?はすごく穏やかで…2人の落語(のざらしだっけ?)のシーンというか、もはや掛け合いになってるんだけど、すっごい幸せがつまっている感じで、何か泣きそうになった…。笑ってる小夏ちゃんもね、この頃は菊さんとそれなりに仲がよかったんだな〜と思うと…。助六も、何だかんだ言いつつ、落語から離れられるわけないんだよな〜…て。小夏ちゃん真ん中にして3人手を繋ぐ構図、すっごい好きなんだよね…。
そしてその流れで、助六久しぶりの落語、しばはま。一番心にくる落語だった…現実とも少しリンクしてたからかな…泣いちゃうの、わかるよ…。この頃から落語やめてまで、みよ吉とやり直そうと思ってたのかな…?そう思うだけに、やっぱあの最期はくるものがあるよね…(;_;)

最終回。現代に戻って…与太郎〜〜〜、お久!!髪切ってスッキリ…すごい、余裕が見えるぞ…。と思ったら、大分時が経っていたわけですね…。小夏ちゃんも…お母さんになろうとしている…血を絶やしたくないか…そして与太郎、思い切ったね(笑)で、八雲さん、髪が白くなってる!!ああ〜…時代が転々と移っていくこの感じ…やっぱ過去編から丁寧にやっていくと、考えさせられることが増えますね…。
老いた八雲さん、変わらない助六の幽霊。そこに現れる与太郎…えっ!そこで終わり!?嘘でしょ!?と思ったら、2期キターーー!!!さすがにあれで終わったらな〜…気になるシーンもあったし、今から続きが楽しみですね( *´艸`)



語れてないところも多々あるんだけど、私の語彙力だともう表す言葉が見つからないんだ…それくらい複雑な何かがこの作品には潜んでいるんだと思うんだよね…気付くともう(;_;)としか書けなくなってくるの…もはや言葉じゃなくて顔文字だからね、それ…(笑)

ああ!アニメで落語がまるまる聞けるっていうのもすごかったですよね。しかも話し手を色々な角度から描く感じ、臨場感があって面白い描写の仕方だな〜と。汗流してたりとか、迫力があってつい熱中して見ちゃう感じがあってよかったな〜と思います。いやはや、2期もほんと楽しみですね✨

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