怠惰で雑感

アガサ・クリスティ原作の「そして誰もいなくなった」のドラマが昨日と今日でやっていたので、気になって見てみました〜。
というわけで、ちょっと感想を。ネタバレしてるのでご注意を。



タイトルは知ってても中身は全然知らなかったので、誰が犯人か考えながら見ることができて楽しかったです。オリジナル要素もあったようですが、犯人とか殺人をした動機とかは原作通りなんですかね…？原作読んでないのでちょっとわからないのですが…こっから先は原作未読ということも踏まえてよろしくお願いします。

というのも、犯人の動機が「人を殺してみたかった」っていうふんわりしたもので、正直がっかりしたっていうのがあるからです。何というか…実は判事が犯人っていうのは前編を見た時に一番怪しいかな〜と思って疑ってたところがあって(ほぼ勘なんですが)。でも全員を殺す動機が全く思いつかなくて…。そこで父が１人１人が殺人を犯してるんじゃないか、って言ってて。確かにそれなら１人１人殺す動機を持ってそうだよな〜…ってそっちに納得があったんですよね。

だからいざ、犯人は判事で動機は人を殺したかったから、だと…物足りね〜〜！って気分になってしまったんです。悔しさもあるのかもしれないけど(笑)しかも、何故この９人を選んだのか…長くなるのでそれは省略する、とか言われちゃって。「それが一番気になるところでしょうよ〜〜！」と思ったのは私だけでしょうか…そこが個人的にはちょっと残念でした。

とはいえど、どんどん殺されていって犯人は一体誰なんだ！？ってわくわくする気持ちはすごいあって面白かったです。ずっと見ていたくなる…というか。だからオチが…ってのもあるけど。
あと、演者さん達の豪華さと迫力がすごかったです。特に最後の犯人告白のシーンは…もう既に話題になっていますよね！内容はともあれ、その演技の迫真ぶりは胸にくるものがありました…本当に、すごかったです。