怠惰で雑感

日々のこと、2次元のこと、創作のことなど。突然のネタバレをすることもあるので、ご注意下さい。創作の場(pixiv) → http://pixiv.me/iki3
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突然のネタバレをすることもあるので、ご注意下さい。

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夜勤明け、そして映画へ…

夜勤明け、そして映画へ…

休日出勤…初めてしたな…。でも昨日の夜勤に引き続いての今日なので…まともな休日出勤ではないというか。午前中には全てが終わって午後には帰ってこれたのでよかったです。といっても、帰ったの午後3時くらいだったんですが…やはり夜勤明けに映画を観るというのは、今回に関してはちょっと無謀だったか。

時間を見てもらうとわかると思うんですが、帰った時間が時間だったので、中途半端に寝てもつらいかも、と思ってまったく寝ずに観にいきました。結論をいうと、今めっちゃ眠いですが、映画館の中で寝ることはなかったです。それくらい引き込まれるものがありました…では、感想をしていきたいと思います。

この先、ネタバレ注意でお願いします…!



全体的にほの暗く、切なく、そして悲しい、やるせない気持ちになる、これだけ言うと負の感情がオンパレードな映画でした(笑)傷つき、居場所をなくした者たちが、まるで家族のように寄り添いあって生きていただけのはずなのに、どうしてこうも上手くいかないんだろうって…。最後は皆バラバラになっていくのが、疑似家族の幸せだった時を知っているだけに…つらかったなぁ。

もちろん、綺麗な部分だけもっているわけではありません。特に父親役をしていた男性は顕著にそれが現れていたと思います。なんせ、長男役を見捨てて逃げようとしたんですからね…ずっとその長男役を騙していたわけですし。この長男役の子が、父親役の本当の姿を悟ってしまった時が泣けましたね…僕を助けてくれた人は、けっして良い人ではなかったんだなって…そう気付いたとき、彼は怒ることはせず、憎むこともせず、ただただ決別を選んだんですよね。悲しい。
じゃあ父親役の方が完全な悪者だったのか、というと、それはまた違うと思うのです。父親役の方は方法が間違っていただけで、長男役の子を大切に育てていたんだろうな…と思うのです。やるせない。

一番救いがほしいのは長女役の子です。この子も、手を差し伸べてくれた祖母役の、その本当の理由を知った時に、絶望した子の一人なんじゃないでしょうか。彼女の場合は絶望し、帰る場所も見つからないまま終わってしまった印象があるので、どこかでどうなったのか救済がほしかった…!私の勝手な考えですが、祖母役の方が彼女を助けたのは確かにお金目当てな部分もあったのかもしれませんが、過ごしていくうちにそれだけではなくなった部分もあったんじゃないかなって…勝手に救いを見出しております。

印象に残っているのは、捕まった後で事情聴取をされている母親役の方の涙ですね。何の台詞もない、ただ泣いてるだけの映像。それだけで…もうすごい雄弁に感情が伝わってくるんですよ。静かに涙してる姿ってそれだけで心にくるものがあるんだなって…迫真の演技ってこういうことを言うんだなって、心が震えましたよね。ここのシーンは色んなところで絶賛されているわけですが、素人の私でもその理由がわかったような気がしました。

あとは…この映画で新しく仲間入りした次女役の子についてですかね。あの…まだ小さいのに、環境が過酷すぎて…この疑似家族が解散して、これからが一番大変なのは彼女じゃないのかな、と思うのです。本当の家族は彼女を阻害するのに、だから彼女は逃げてきたのに、疑似家族が捕まって、そのまま保護されずにまた本当の家族の元に返されるなんて…彼女だけは、疑似家族のもとにいた方が幸せだったんじゃないだろうか、と本気で思ってしまいます。てか、私、この次女役の子と長男役の子が兄妹してるのがすっっっごい尊くて大好きだったの!だから、ここが離れ離れになってしまったのがほんと…残念でならない。

長男役の子、最初女の子だと思ってたから…父親役の方が「あいつの兄ちゃんになってやれ」って言ったところでやっと男か!と気付いたという。前情報なんもなしにいくと、こういうことになるんだな…夜勤明けで寝てないせいじゃないからね。
しかしこの長男役の子、夏あたりになるとめっちゃ美少年になるのである。ひぇ〜好みドンピシャで困る〜〜!!!って一気に意識が覚醒しましたね。そしてとっても可愛い次女役の子と行動することが多くなるので、もうなんだ…私のツボつきまくりじゃんっていう。この兄妹の夏と雨のシーンは何度も繰り返して見たいです。それくらい尊かったです…(-人-)

しかし、一番好きなシーンは疑似家族皆で海に行ったシーンなんだ…あれが最初で、最後の皆が本気で家族で、幸せだったシーンだと思うんだ…。確かこの後から転げ落ちるようにバラバラになっていくから…最後を知っているだけに、今思い出してもこのシーンは切なく儚い幸せできらきらとしていた。最後を思って、じわじわと泣けてくる、苦しくなる。それでもすごい好きなシーンです。ずっと一緒で幸せでいてほしかったな…。

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