映画「ラストレター」 感想
昨日急遽母に誘われ、「ラストレター」を観てきました。私自身はそこまで興味なかったのですが、母と観にいくの久しぶりだな〜っていうのと、今はこういう雰囲気の映画観ておきたいかもしれないってことで、ついてくことに。
母が観終わった後で、「雰囲気が海街ダイアリーに似てる」と感想しまして、なるほど、確かにと思いました。
では、ここからネタバレありの感想をしていきたいと思います。
正直、私はそこまで心に刺さるものはなかったのですが、しっとりとしたものを持つ良い映画だったなという気はしました。私の好みよりではある。特に事件性も衝撃の事実もあるわけではなく、淡々と話が進むイメージでした。最初、川のシーンから始まるのですが、まさしく穏やかな川の流れのような話だったな、と。
多分、今回の映画って明確に主人公がいないんじゃないかなという印象を受けました。なので、誰を主軸にして話をすればいいのかわからない…。1人の人の死をきっかけに、それぞれの思いが交錯しているような…亡くなった人の話は結局それぞれの人物の中の話を聞くだけなので、中心にいるのに実態がいまいちつかめないというか。そういう意味では、ちょっと「桐島、部活やめるってよ」に似てる気がしないでもない。
そんでもって、その人の死をどう受け止めるのかって話でもあったのかな〜って気はしました。あとすごく…高校時代がキラキラしてるもののように感じた…。あの頃はよかったねっていう一種のノスタルジー…?その亡くなった人というのが、高校時代優秀で周りから慕われててまさしくキラキラしてる人だったんだけど、その後の人生ではDV男と一緒になっちゃって精神やられて自殺してるんですよ…。この転落ね。卒業生代表としてスピーチした答辞の内容もあいまって「ああ…」って気分になりますよ。ほんと、人生って何があるかわからない…。
そのDV男が「俺だって逃げたかった」的なこと言うんで…一発殴ってやれ!!!と何度思ったことか。その話聞いてるのが、その亡くなった人が初恋だったていう男なんですが…てか、高校時代からずっと恋してる設定なんですよこれが…いやヤバいなって感じなんですけどね、うん。なんかすごい…今思うと、ヘタレだったんだな…って…。でも大学時代付き合ってたって言ってたんですけどね。なんで別れたのかとか、そもそもその亡くなった人はなんでDV男と一緒になっちゃったの??って気になるとこあるんですが…そこは明かされないという…。
で、そのDV男がですね、ずっと恋してた男に向かっていうんですよ。「お前は彼女の人生に何も影響与えてないんだよ」って。はぁ〜、こいつ、えぐいとこ刺してきやがる…と思いましたね。相手の嫌なところを的確に射抜いた感じ。
でもね、その言葉が、最後に「そうじゃなかったよ」って救われるとこがあったのが、ああ、よかったな〜って感じがしました。実はラストレターよろしく、この話って手紙がかなり出てくるんですが…この男もずっと彼女にラブレター書いてて。うんでもって、そのラブレターが彼女の娘によって、「母の宝物でした」っていうのを知るんだよ。その話で私、この男は、彼女の人生の支えだったんじゃないかなって…そう思ったんですよ。
さらに、彼女が自分の娘に残した遺書の内容が、答辞の言葉でね。その答辞は、恋してた男と一緒に作成したものだったっていうのが分かるんですよ…私、ラストレターってこの遺書のことなんじゃないかと思ってて。彼女にとって、あの高校時代が、いかに大切なものであったかっていうのが感じられて、それはいいな〜と思ったんですよね…。
「ラストレター」は観る前から主題歌である「カエルノウタ」めっちゃ良い!と思ってて、今すっごいリピートして聴いてます。「春よ、来い」に似てない?とジブリの主題歌みたいは母にも言うほど思ってたことなんですが、他の人も言ってて笑いました。だよね〜!って感じ。
母が観終わった後で、「雰囲気が海街ダイアリーに似てる」と感想しまして、なるほど、確かにと思いました。
では、ここからネタバレありの感想をしていきたいと思います。
正直、私はそこまで心に刺さるものはなかったのですが、しっとりとしたものを持つ良い映画だったなという気はしました。私の好みよりではある。特に事件性も衝撃の事実もあるわけではなく、淡々と話が進むイメージでした。最初、川のシーンから始まるのですが、まさしく穏やかな川の流れのような話だったな、と。
多分、今回の映画って明確に主人公がいないんじゃないかなという印象を受けました。なので、誰を主軸にして話をすればいいのかわからない…。1人の人の死をきっかけに、それぞれの思いが交錯しているような…亡くなった人の話は結局それぞれの人物の中の話を聞くだけなので、中心にいるのに実態がいまいちつかめないというか。そういう意味では、ちょっと「桐島、部活やめるってよ」に似てる気がしないでもない。
そんでもって、その人の死をどう受け止めるのかって話でもあったのかな〜って気はしました。あとすごく…高校時代がキラキラしてるもののように感じた…。あの頃はよかったねっていう一種のノスタルジー…?その亡くなった人というのが、高校時代優秀で周りから慕われててまさしくキラキラしてる人だったんだけど、その後の人生ではDV男と一緒になっちゃって精神やられて自殺してるんですよ…。この転落ね。卒業生代表としてスピーチした答辞の内容もあいまって「ああ…」って気分になりますよ。ほんと、人生って何があるかわからない…。
そのDV男が「俺だって逃げたかった」的なこと言うんで…一発殴ってやれ!!!と何度思ったことか。その話聞いてるのが、その亡くなった人が初恋だったていう男なんですが…てか、高校時代からずっと恋してる設定なんですよこれが…いやヤバいなって感じなんですけどね、うん。なんかすごい…今思うと、ヘタレだったんだな…って…。でも大学時代付き合ってたって言ってたんですけどね。なんで別れたのかとか、そもそもその亡くなった人はなんでDV男と一緒になっちゃったの??って気になるとこあるんですが…そこは明かされないという…。
で、そのDV男がですね、ずっと恋してた男に向かっていうんですよ。「お前は彼女の人生に何も影響与えてないんだよ」って。はぁ〜、こいつ、えぐいとこ刺してきやがる…と思いましたね。相手の嫌なところを的確に射抜いた感じ。
でもね、その言葉が、最後に「そうじゃなかったよ」って救われるとこがあったのが、ああ、よかったな〜って感じがしました。実はラストレターよろしく、この話って手紙がかなり出てくるんですが…この男もずっと彼女にラブレター書いてて。うんでもって、そのラブレターが彼女の娘によって、「母の宝物でした」っていうのを知るんだよ。その話で私、この男は、彼女の人生の支えだったんじゃないかなって…そう思ったんですよ。
さらに、彼女が自分の娘に残した遺書の内容が、答辞の言葉でね。その答辞は、恋してた男と一緒に作成したものだったっていうのが分かるんですよ…私、ラストレターってこの遺書のことなんじゃないかと思ってて。彼女にとって、あの高校時代が、いかに大切なものであったかっていうのが感じられて、それはいいな〜と思ったんですよね…。
「ラストレター」は観る前から主題歌である「カエルノウタ」めっちゃ良い!と思ってて、今すっごいリピートして聴いてます。「春よ、来い」に似てない?とジブリの主題歌みたいは母にも言うほど思ってたことなんですが、他の人も言ってて笑いました。だよね〜!って感じ。
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