怠惰で雑感

日々のこと、2次元のこと、創作のことなど。突然のネタバレをすることもあるので、ご注意下さい。創作の場(pixiv) → http://pixiv.me/iki3
日々のこと、2次元のこと、創作のことなど。

突然のネタバレをすることもあるので、ご注意下さい。

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昨日の補足

『映画「聲の形」公開記念特番 〜映画「聲の形」ができるまで〜』の動画を見て。
動画は30分以上もあってびっくりなんですが、その中に原作の裏事情とか制作の話とか声優さんの話とか…「あ〜そういう意味を込めてたところもあったんだ〜」と思うところがあって面白かったです。

そして、石田くん中心だな、と思った私の感想は多分間違ってなかったなと感じました。制作者側が石田くんをどう描くのかにすごいこだわっているように見えまして…そこに一番伝えたかった思いがあったのなら、この映画はそれはそれで成功しているんだろうなと思いました。

映画2時間でどこを伝えるか、に焦点をしぼったのかな…2時間は短いから。原作あるし、原作読んだ人でも映像で楽しめるようにって…。やっぱ原作って一番だと思うんですよ。原作読んでおくことが当たり前、みたいなのは前からあるわけじゃないですか。だから、映画だけ観て全てを判断したくはないな、と思っているわけです。何か意見するなら、原作もちゃんと読まないとね…何かごちゃごちゃになってしまいましたが、「聲の形」自体を批判する気はさらさらないんだということだけ、言わせてください。


元いじめっ子といじめられっ子の関係ってほんと難しいじゃないですか。ただでさえ難しいのに、そのいじめられっ子側にはさらに聴覚障害の話も加わってくるわけじゃないですか。普通あんなにされたら、一生いじめっ子のこと許せないよ…!と思うわけですが、気付けば硝子ちゃんは最初から怒ってないんですよね…優しさなのか何なのか…それを私は彼女の甘さと表現したわけですが。私も怒れないタイプなので、硝子ちゃんの言動もわかるような…やっぱりわからないような?

石田くんの甘えは…説明するのが難しいな(笑)多分、硝子ちゃんと積極的に関わろうとするところがなんで?ってとこ、あったのかもしれない。いじめられた側としては、もう会いたくないよ…ってところもあるわけじゃないですか。会いたい、は自分勝手な思いで、甘えだと思うんですよ…て、考えてたんだと思う。
でも、お互いが向き合わないと、お互いが癒されない傷だってあるんだよな〜とも思ってた。そこら辺はほんと難しいと思う。私だったら奴がどんなに改心してても、積極的に関わりたいとは思わないかな…でも、話すことでわかることもあるから、ほんと複雑ですわ!

ということをごちゃごちゃと考えていたわけでした。石田くんと硝子ちゃんの関係は理想なんだけど、理想すぎて夢物語に近いんだよね。だから、この関係に疑問を持つ人や都合良すぎ!って怒りを覚える人もいるとは思うんだけど、私は素晴らしいと感じるのです。精一杯の償いと許し…ほっとけばよかった2人を、あえて関わらせていく物語にすごい勇気をもらったように思いました。

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