怠惰で雑感

はい、てことでね、年末に観てきた映画1本目、「えんとつ町のプペル」の感想をしていきたいと思います。人によって賛否わかれてるっぽいですが、私は結構好感触でした。というか普通に好きだし普通に感動したんだけどな？？？

てことで、ここから先ネタバレ注意です。



いや〜…泣いたね。後半から色々と泣いたね。内容としては勧善懲悪もの？でそのジャンルでいうなら王道な話展開だったと思うんだけど、だからこそいい…これサビのように何回も言ってしまうな…。世界観は最初にざっと説明されるんだけど、お金が腐るものって話は後半急にくるのでえっ！？その話いつした？？って感じでびっくりしました。そういえば登場人物の1人が腐る前に使っちまいな、的なこと言ってて腐る？？？と思った覚えはあるんですが…。斬新な設定もあって面白かったです。

さて、肝心の主人公組ですが…よかったね…2人の関係が好きです…。ルビッチくんが精神的にどんどん成長していくのもよかったです。プペルとすれ違って喧嘩するシーンはつらかったけど、その後の仲直り後からどんどん話が前に進んでいく様子はすごいワクワクしました！プペルの方は終始の〜んびりとした性格で良い奴でしたね…。2人の関係好きだったから、最後の別れは泣いちゃった…でも終わりでルビッチが逞しくなった様が見れてハッピーエンドだなって思ったよ。

しかし、プペルに亡き父親の面影(父親の仕草とプペルがする仕草が一緒)があって、お父ちゃん！お父ちゃんなんだろ！？ってルビッチがなるのは…プペルの生まれ方(ある日空から星のかけらみたいなのがゴミ山に落ちて周りのゴミをかき集めて体ができた)からして無理あるだろって思ってて。しかも、プペル自身にも父親の記憶が…ってなっていやいやいやって思ったんだけど。やっと気付いたわ…父親のブレスレットの影響か、と。プペルが体を構築する時に、ルビッチが落としてしまっていた父親のブレスレットを脳とされる部分に組み込んだから、父親の仕草や記憶がプペルに反映されたのか…。ええ、何この設定頭良…。

主人公の周りにいる人達もいい人ばかりで最高でした！1人裏切ったやついるけど…こてんぱんにされてたからOK！(笑)あの、あの男の子よかったね…ルビッチに対して最初すっごい意地悪でなんだこいつって感じだったけど、複雑な心境を知って…私はある人物に対してデカい感情を抱えてるキャラには弱いんで…すごい好きになっちゃったな…。しかも最後は協力してくれる展開が胸熱すぎてマジよかった！